80年以上も前に言われた事が、今でもたびたび引用されるのは、そこに真実があるからだと思います。

電話会社の社長をしていたチェスター・ハーバードは、1938年に刊行した『経営者の役割』という書籍で組織成立の条件として3つの要素を挙げています。

1.共通目的:所属メンバーが共有している目的があること

2.貢献意欲:所属メンバーが目的達成に貢献したいという意思があること

3.意思疎通:所属メンバー同士がコミュニケーションをとれること

逆に考えれば、これら3つの内どれかが満たされていなければ、組織は成立しないと言うことができます。

私がこの理論を知った際、思わずハッとしました。

なぜなら、私が当時まとめていたチームメンバーとは、コミュニケーションこそ円滑でしたが、チームとしての目的を私の口から伝えた事は無かったし、もちろんそれに貢献したいと思うかどうかの確認もした事が無かったからです。

私がチームだと思っていたメンバーの集まりは、寄せ集めの集団だったかも知れないのです。

皆さんは組織が持つ目的をメンバーと共有されていますか?

もしかすると、皆さんのチームが思うように成果をあげることができていないのは、組織ではなく単なる集団で事にあたろうとしているからかも知れません。

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